品性や善行、名声、信用などの評価を傷つける行為は名誉棄損と呼ばれます。

名誉とは、人が持っている品性や善行、名声、信用などの評価のことです。
名誉は法律により保護されているもので、いかなる理由があっても他人がその名誉を傷つける行為を行うことは許されることではありません。
そのような行為は不法行為と認定されえ、名誉棄損の罪に問われ刑事上で3年以下の懲役または禁固または50万円以下の罰金に処せられることもあります。

名誉を傷つけられたとしてその人がうけた精神的な苦痛や被害を損害賠償、つまり慰謝料として請求することも可能となっています。
請求できる慰謝料の相場は、名誉を傷つける行為の内容にもよりますが皆に知られているような著名人でない一般人であればマスメディアを使ったものでは100万円程度、インターネット上の掲示板への書き込みなどでは10万円から160万円程度となっています。

ではどのようなときに名誉棄損として慰謝料を請求できるのでしょうか。
誹謗中傷を受けて自分の内面やプライドが傷つけられたとしても、これは名誉ということができませんので請求することはできません。
名誉とはあくまでも外部から見た自分への評価です。

外部から見た自分への評価が傷つけられた場合、たとえばネット上の掲示板でどこのだれかという特定ができる状態で過去の前科を公表されてしまった場合、職場で不倫の事実を他の社員がいるのにばらされてしまった場合が挙げられます。

そのことが事実であってもこの行為により本人の名誉は著しく傷つけられるものでありますから請求することが可能となります。
しかし一般的には裁判を起こしても小額の金額しか勝ち取ることができませんので、社会的な立場が危うくなった場合以外は裁判を起こすということは非常に難しいでしょう。

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カテゴリー:慰謝料

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