60歳以降の退職では年金と雇用保険はどちらが得か

会社を退職すると失業保険(雇用保険の基本手当)を受け取れるのはご存じでしょう。
同時に年金についても、現在経過的に60歳から支給が開始されているため、要件を満たせば受け取れます。
しかし、現在は両方を同時に受け取ることはできず、選択する必要があります。

退職後失業保険を受け取る手続き(求職の申し込み)をした時点で年金はストップしてしまうので、長年払っていた年金を受け取りたいなら、失業保険の手続きをせずに年金を受け取る手続きだけする必要があります。
もちろん、失業保険を選択したからと言って、年金が永遠にストップするわけではないです。

失業保険を受け取る期間のみ年金の支給がストップします。
では、失業保険と年金ではどちらが得なのか具体例を上げてみてみたいと思います。
Aさんは大卒後38年間勤務し60歳で退職しました。

Aさんの退職前6か月の平均月給は50万円とします。
この時、38年間会社員であった人の報酬比例の年金は大体月10万程度となります。
一方、失業保険については保険の加入期間と退職前6か月の給料の平均で決まります。
支給額は、給料の1日平均額の45%から80%が基本手当日額として支給されます。

これをもとにAさんの基本手当の日額を算出し日額を30倍して月額にすると19万ぐらいになり、金額では失業保険の方が得ということになります。
もしAさんの退職年齢が60歳以降65歳未満だともらえるペンションは10万程度ですが、退職前給与が減少して月30万だったとすると失業保険は14万程度になります。

ここでも失業保険の方が得するようです。
65歳以降になると年金も失業保険も両方受け取れますのでどちらが得かを考える必要はありません。

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カテゴリー:雇用保険

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