定年退職後の雇用保険の受給について

かつては、定年退職をした後に失業保険を受給しながら年金を受け取ることが出来たのですが、現在では両方を同時に貰うことが出来なくなっています。
これは、平成10年3月より決まった制度で、その理由については、国の年金財政が枯渇しているというのが現状としてあるからです。

確かに失業給付を受給しながら年金までも受け取っていたら多額の給付を受ける形となってしまいますので、それを抑制する必要性はあります。
しかし、長年雇用保険を掛け続けた人が、その恩恵を預かることが出来ないというのは不合理だとする意見もありました。

しかしこれについては、雇用保険というのは失業状態になった時に安心して再就職活動するための保険に過ぎないことにも注意をする必要があります。
現在では、定年退職後、雇用保険を掛け続けたこともあり、失業保険を受給してその期間を過ぎると年金を受給するといった形を取る人が多くなっています。

それは、失業給付の場合の方が、貰える額が年金よりも高い場合があるからです。
しかし、失業給付の目的が再就職の意志や能力があることが前提となっていますので、ハローワークに出向いて仕事を探し続ける必要があります。

なお、会社によって60歳定年制を設けている企業も多いですが、65歳定年制の企業も増えてきました。

国家としては、なるべく年金支給を遅らせる意味合いもあり、65歳定年制を企業に推進しています。
65歳まで働き続けて、失業保険や年金に頼らない生活を送っている人も、現在では多くなっています。

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カテゴリー:雇用保険

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