労働者が失業した際に雇用保険被保険者証がハローワークから交付されます

雇用保険
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雇用保険とは、雇用保険法に基づき政府が運営する保険制度のことを言います。
この制度は、労働者が失業した際に生活の為の給付を行う他、労働者が新たな分野へチャレンジするときの教育訓練としても受けられ、その人に必要な給付を行うことで、労働者の生活及び雇用の安定を図ることを目的としています。

雇用保険法において「離職」は、被保険者について事業主と交わした雇用契約が終了することを言い、「失業」は被保険者が離職して労働の意思及び能力を持つにもかかわらず、なかなか新たな会社に就職ができない状態のことを言います。

雇用保険における「被保険者」とは、雇用保険法の適用事業所に雇用されている労働者のことで、労働時間が週20時間以下であったり、学生である場合などを除き必ず加入することとなります。

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被保険者となった場合、ハローワークから雇用保険被保険者証が交付されます。
この被保険者証は退職後の雇用保険受給手続きや、新たに雇用保険適用事業所へ内定を受けたらすぐに提出が必要となるため、紛失しないよう「離職票」と共に保管しておく必要があります。

被保険者証に有効期限はありませんが、新たな事業所に雇用されると被保険者証を新しく交付され、古い被保険者証は効力を失います。
その場合でも、被保険者番号は原則として変わることはありません。

退職後に雇用保険を受給する場合は、被保険者証を前述の離職票と共にハローワークへ持参して手続きを進めます。
給付される種類としては、主に「就職促進給付」、「求職者給付」、「雇用継続給付」、「教育訓練給付」があります。

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