民事再生法を利用する債務者は担保権消滅許可での不動産価格について鑑定士の評価が必要になります

ニュースでよく聞く民事再生法とは、経営者が事業を続けながら債務を圧縮し、企業の早期再建ができる法律の事です。
特にバブル時に開業した会員制ゴルフ場や、多額の債務を抱えたホテル・工場・店舗の再建に多く活用されました。

この制度を利用する債務者は、手続き開始時点での財産状況の報告や、担保権消滅許可における不動産の価格について、不動産鑑定士の評価が必要になります。
この聞きなれない担保権消滅とは、債務者の再建の為、担保権を制限する制度の事です。

この制度を利用する為には、担保権の目的とされている財産が、債務者の事業の継続に欠かせない物だという事が必要になります。
この担保権消滅での評価額について問題が起きた場合、裁判所が鑑定士を選んで再評価させるという事もあります。

不動産鑑定士は国家資格の一つで、鑑定業を営む場合は国土交通省や鑑定業者登録簿の登録をしなければなりません。評価する業務は多岐に渡り、資産評価(売買の参考として適正な時価を評価する)から、担保評価(抵当権の効力範囲を把握し市場価値を評価)、貸しビル等の賃料評価等も行います。

法律に関わる業務では、会社再生法または民事再生法に基づいた評価や、民事裁判での鑑定の仕事もあり、会社再生法または民事再生法に基づいた評価では一般的な市場での取引を前提としない為、特定価格を判定します。

合理的に判断し、事業継続価値・処分価値という特殊な条件で経済価値を見極めます。
自分に合った鑑定士を選ぶには、その建物に精通した鑑定士を選ぶのがポイントです。

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カテゴリー:民事再生

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