年金基金には、大きくわけてふたつの基金があります

年金基金には、大きくわけてふたつの基金があります。
まず、労働者が加入する厚生年金に関する基金です。
いわゆる厚生年金基金は、昭和41年に導入された企業年金で、具体的には、厚生年金の老齢給付の一部を国に代わって基金が支給する制度となっています。

この国に代わって支給される部分に関しては、厚生年金の老齢給付の報酬比例部分における額の中から、基金加入期間の再評価部分と物価スライド分を控除した部分となります。

故に、この基金に加入することで、国と基金から給付を受けることが可能です。
ふたつめは、国民年金基金で、この基金は平成3年より始まりました。
国民年金の第一号被保険者を対象した、老齢基礎年金の上乗せ部分に当たる年金を支給します。

この基金の対象者である第一号被保険者は、基本的には老齢基礎年金だけの支給となるため、支給額が厚生年金よりも劣ってしまいます。
そのため、老後の生活をより安定的なものにすることを目的として、基金加入者に対して上乗せ部分にあたる年金が支給されるのです。

また、この基金には、都道府県単位の「地域型基金」と全国がその基盤となる職種別の「職能型基金」があります。
しかし、このふたつの基金に同時に加入することはできず、一方のみの加入となります。
そして、任意の脱退は認められません。

このように、基金は老後に支給される年金を補うものですので、自分の老後の生活設計を考えたうえで、加入を検討しましょう。

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カテゴリー:年金

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