厚生年金基金の概要と現況

厚生年金基金とは、厚生年金保険法をその根拠法とする企業年金の一種の給付を行う認可法人を指し、一般的にはその給付する年金や一時金を指します。
厚生年金保険の適用事業所の事業主と、そこで働く労働者である被保険者で構成されます。

基金が設立された事業所の厚生年金保険の被保険者は自動的に基金の加入員となり、そうでなくなると自動的に加入員ではなくなります。

厚生年金基金には、事業主が事業主やその事業所で使用される者の中から選定した選定議員と、加入員の互選による互選議員から構成される代議員会がおかれ、理事と監事は、選定議員と互選委員の双方からそれぞれ同数選ばれます。

種類としては、設立主体により3種類に分けられ、会社が単独で基金を設立して運営する単独型と主力企業を中心に関連企業やグループ企業が合同して基金を設立して運営する連合型、一定の規則のもとに同一業界の会社などが共同で基金を設立して運営する総合型があります。

厚生年金基金は我が国の企業年金制度の一つで、3階建てといわれる年金構造の中の1階部分である基礎年金、2階部分である厚生年金や共済年金にさらに上乗せを行う3階の部分に該当します。

厚生年金保険料の一部を基金の掛け金として、基金独自の給付に充当する掛け金と合わせて運用し、支給する代行部分が設けられているのです。
しかし、近年の運用利回りの悪化で、厚生年金保険の予定利回りを下回る状況を受けて、基金の取り崩しによる給付や基金の代行返上などが発生しています。

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カテゴリー:年金

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