厚生年金保険料率は加入する厚生年金基金によって異なります。保険料の等級と共に紹介します

年金
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保険料率とは、保険金額に対しての保険料の割合の事を意味しますが、会社員が支払う厚生年金の保険料は、給料×保険料率で算出されています。
ですから給与が高ければ高いほど保険料も高くなる仕組みですが、金額に応じた等級が設定されています。

厚生年金の場合は事業主と被保険者が半分ずつ負担しており、一定期間ごとに見直される事になっています。一定の範囲内にある給料は同じ等級になり、一例を挙げると、29万円以上31万円未満の給料のケースでは18等級となり、この金額の範囲の給料の人は同じ保険料を支払っています。

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保険料額は、日本年金機構のホームページでも掲載しておりそこで確認が取れます。
また、厚生年金保険料率は加入する厚生年金基金によって異なるので、確認は加入している厚生年金基金の免除保険料に基づき、該当する欄を見る必要があります。そして、この保険料の等級は毎月変動するものではなく、原則として1年間同じ等級となります。

等級の決定は、毎年4月5月6月に受け取る給料の平均で決められており、残業手当や交通費も含まれて計算されます。
従って、基本給が同じ人でも、4月5月6月に多く働いた人や交通費を多く貰っている人は、給料総額が高くなり等級が上がる可能性があります。

もしも残業時間を年間を通して調整できる職場であるならば、4月から6月までの残業を抑える工夫をしても良いかも知れません。
実際に、この期間の残業を会社全体でセーブしている企業もあります。
従業員の保険料の等級を抑える事も、会社経営において重要な事だと言えます。

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