多重債務を返済する時に知っておきたい債務整理の種類について

多重債務
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万が一、多重債務に陥ってしまった場合には、とにかく1日でも早く債務整理の手続きを行う事が重要です。この債務整理には4種類の方法があり、一つ目の特定調停は、裁判所に申し立てを行い、調停で借金の返済方法や金額を決め直すという方法で、4種類の中で唯一簡単に自分で手続きが行えて費用が安く済みます。

二つ目の任意整理は、貸し主と話し合い借金の返済方法や金額を決め直すという方法で、弁護士や司法書士に交渉を依頼する事になります。
三つ目の個人再生手続は、裁判所に申し立てを行い、借金の一部を3年間程度で支払う事を条件に、残りの借金返済を免除してもらうという方法です。

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借金の一部が免除してもらえ住宅を手放さずに済みますが、弁護士などに依頼するのでその費用がかかり、利用する為には住宅ローンを除いた借金が5千万円以下である事、将来的に一定の収入が見込めるといった要件を満たす必要があります。

四つ目の自己破産は、裁判所に申し立てて、一定額以上の財産を全て貸し主に分配し、それでも返しきれない残った借金は全額免除してもらうという方法で、半年程度という短い期間で全ての借金から全面的に解放されますが、裁判所から免責の決定が下りるまでは、一部の職業に就けないといったデメリットがあります。

4種類のうちどの方法で対処するのが自分にとって一番良いのかは、収入と借入額、財産の有無によって変わってきますので、1日も早く消費生活センターなど安心できる機関で相談しましょう。

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