最近は、終身雇用制が崩壊したこともあり、起業する人が増えるなど、働き方が大きく変化しています。
これは2006年に制定された新会社法により、資本金が1円から会社を興すことが可能になったということが大きいです。
たとえば埼玉県は、東京都の隣に位置していて首都圏のベッドタウンとして近年、目覚ましく発展しています。
昔は東京都のおまけのように考えられていたおかげで、いまいち格好よくないというイメージが一般的でした。
しかし、周辺の市を合併してさいたま市が誕生し、新都心としての役割を持つようになり、経済や文化などさまざまな分野で重要度を増しています。
また、自然がいっぱい残っていながら交通の便もいいので、埼玉で会社設立を行う会社も多いです。
ここでは、埼玉県で会社設立をするとして、その流れを簡単に説明しましょう。
実際に会社設立する場合は、会社の名称と住所、仕事内容、それと資金を決めなければなりません。
資本金は1円から会社自体は興せますが、それ以外にも、運転資金や家賃(賃貸の場合)などが必要になります。
先にあげた事が決まったら、会社のハンコ(社印)を用意し、会社の定款をきちんと決めます。
これは、会社の目的やルール、仕事内容を細かく決めたものです。
これができたら公証人役場に行き、認証を受けましょう。
そして、認証を受けたら、資金を設立者の口座に入れ、さらに登記申請を行います。
これで会社が誕生します。
しかし、この後も社会保険庁や税務署での手続きが必要です。
会社設立は埼玉に限らず、意外に面倒で大変なものですが、最近では、安価で代行してくれる会社が豊富にありますので、代行会社に依頼するのも良いでしょう。