マイホームを手に入れる場合に、新築物件が中古物件かで悩むものです。
最近は中古物件が多く出回っていることもあり、新築物件よりも中古物件の方がお得に購入することが出来る場合があります。
特に、数年前の円安によって景気が良かった頃に購入した新築物件が、その後の円高による影響で手放さざるを得ない状況となった事例が多くなっており、ほとんど新築と変わらない状態の物件が中古不動産として安く市場に出回るようになっています。
このような中古物件は、現状での引き渡しが基本ですので、購入者は中古物件を見て外装や内装から家の状態を判断します。
しかしながら、実際には壁の中や床下の基礎などは見ることが出来ないため、どうなっているかを目で確認することが出来ないのが現状です。
そこで、中古物件を購入するにあたっての注意点を簡単に紹介します。
まず、なんといっても基礎の状態をしっかりと調べることが重要です。
その土地が昔はどのような土地であったかということは地震時などの時に大変重要な情報となりますので、周囲の家に聞いてみることをお勧めします。
実際に池や沼を埋め立てて作った土地などは湿気が多く、カビなどの原因となることもありますし、さらには地震時に液状化を起こす可能性も考えられます。
また、物件の設計図面についてもしっかりと確認する必要があります。
電気配線や水道、排水などの設備や断熱材などがしっかりと図面上で示されているかどうかを確認することで、見えない場所の状態を確認することが出来ます。
このように、中古不動産についてはポイントを押さえたチェックを行うことで、安心して購入することが出来るのです。