浦安市南部や千葉市美浜区など千葉の不動産価格動向

不動産
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2011年の大震災で、千葉県でも旭市などの沿岸部は津波の被害を受けました。
また、浦安市南部や千葉市美浜区の全域は深刻な液状化の被害を出たため、その結果、この地域の不動産は価格が大幅に下落しました。
浦安市南部の新浦安地区や舞浜地区などは人気の地域でしたが、その様相は一変しています。

同じく、液状化の被害を受けた印旛沼周辺の我孫子市なども同じような状態になりました。
一方で、見直されているのが、地盤のしっかりしている北総地域です。
ここは、強固な岩盤があって、銀行などのコンピューターセンターなどが集中している地域ですが、震災に強いということで人気が上昇しています。

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高速道路や電車のアクセスは必ずしも良好ではない地域ですので、これまではそれ程人気が高かったわけではありませんが、地価も上昇傾向にあります。
千葉市は、東京に通勤するサラリーマンのベッドタウンとして発展していますが、南部は震災に弱いとの認識になってしまい、北部の人気が高まっています。

国道14号線より南部は基本的には埋立地ですが、昭和40年代ごろに埋立が完成して以降は大震災のような災害がなかったことから、液状化への漠然とした不安はあっても、それが具体化したことはありませんでした。

埋立地は区画が整然としており、計画的に街作りが行われているので、住環境に恵まれていて不動産価格が上昇しました。
しかし、大震災によって、液状化による断水や停電などで根本的に崩壊してしまったため、地価にも大きな影響が出ています。

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