不動産投資をする場合に、まず大切なのは購入予算の算出と言われます。
予算が固まらないと物件の絞り込みがしにくいので、自分の収入とこれからの人生設計の中での子供の学費などの支出や、投資リスクなどを総合して検討する事が重要になります。
また、投資先をあまり遠くにしない事も大切な要素の一つで、情報等を収集したからといっても、足を実際に運ばないと実際の物件の状況が分かりません。その為、出来れば足を運べる場所で選びたいものです。地元でしかなかなか得られない大型店の出店や開発計画などの情報もあるので、自身の生活拠点の近辺が最適と言えるでしょう。
これが不可能であるとしても、全く土地勘の無いところに投資するのは避けた方がいいです。
大概は駅から近い、コンビニが近くにある等の利便性ばかりを追ってしまいがちですが、こういった目に見えて好立地な場所は価格も高くなります。
そこで、家賃もそれなりの値段を付けなければなりませんが、それでは空室のリスクを考えると収益性には疑問が残ります。
販売価格と家賃のバランスを考えて、家賃の設定の出来る、より収益性の高いと判断される場所を選ぶべきでしょう。
また、築年数が古すぎるとランニングコストがかかる上に、売却しようとしても転売出来ない事態も考えられるので、いざという時に物件を容易に換金出来る流動性にも注目して購入する事も重要です。
不動産投資を行う場合は、多面的に物件を捉えるとともに、信頼出来、相談にも乗ってくれる不動産会社と取引をしていく事も大切だと言えます。