ショッピングモールやテナントビルの一角に、保険代理店の看板を掲げている店舗が最近よく目につくようになってきました。
実際に利用されている方も多いでしょうが、どういうお店なんだろうと興味と疑問を持たれている方もまだ多いことでしょう。
保険代理店とは、簡単にいえば、客の保険に関するあらゆる相談を受け、保険会社の枠を超えて、その相談に答えてくれるお客様ありきのサービスが受けられる店です。
その相談は基本的に無料となっており、相談を受けたからといって契約することが義務というわけでもありません。
保険について知りたいという基本的なところから、現在の契約内容がこれで良いのか確認したい、新たにこういう契約をしてみたいが一番安いのはどこだろう、そういったさまざまなニーズに対して相談に乗ってくれる、保険の頼れる相談相手として役立てられるのです。
今まで、日本の保険契約といえば縁故契約か外交員による契約が主だったものでした。
しかし、生命保険会社の不払い問題や倒産などを経て、海外資本の会社の流入、ネット専売生保の進出もあり、保険とは契約者が自ら選択をしていくべきものだという意識が浸透してきています。
それにより、知らなかった、あるいはわかりにくい保険についての相談を求めるニーズが高まり、生まれたのがこの保険代理店という業種です。
ゆえにまだ新しく、詳しく知らない方も少なくないでしょうが、保険を一から自分で勉強していくのは大変なことですので、手助けしてくれるという気軽な感覚で、一度利用してみてもよいかもしれません。