世間では、マルチな人間があふれています。
ミュージシャンでありながら画家としても活躍したり、モデルでありながら役者もこなすといったように、芸能界だけでなく日本全体が、スペシャリストからゼネラリストにシフトしてきているようです。
しかし、それがことビジネスにおいて言えば、必ずしも称賛されるかといえば状況は変わってきます。
ひとつ例にとりましょう。
人事部は、いわば企業におけるゼネラリストです。
しかし、だからといって様々な業務を受け持ちすぎると、企業全体としては停滞しかねません。
給与計算も人事部の仕事に含まれますが、そればかり行っていたのでは他の業務に支障が生まれます。
ビジネスでは、こうした局面では、給与計算代行サービスのアウトソーシングを利用する方が効率が良いのです。
もちろん、給与計算代行サービスのアウトソーシングを利用すれば、それだけ経費はかさんでしまいます。
とはいえ、人の労働力には限りがありますし、何より、ビジネスには効率性、合理性、スピードが求められます。
給与計算代行をアウトソーシングした場合の費用対効果を鑑みて、少しでもプラスに転じるのであれば、ビジネスではそれを選択します。
とかく仕事を抱え込みすぎて、これが自分の使命だと勘違いしてしまうビジネスマンがいますが、ビジネスは、時間が掛かり過ぎることはご法度なので、この場合適材適所で仕事を振り分けることが重要なのです。
是非皆さんも、趣味の世界では様々なことに貪欲に取り組み、ビジネスでは巧みに仕事を振り分け任せる人になりましょう。