今では、いろいろな種類のフリーソフトが入手できます。
写真を加工したり、ストリーミング録画などもありますが、変わったところでは、給与計算できるフリーソフトがあります。
従業員の人数に制限がある場合がほとんどですが、大企業でない限り、大半の企業の規模であれば十分対応できます。
なかには、給与明細を画像化したものをメールで送信する機能が付いている給与計算ソフトもあります。
ただし、注意すべき点もあります。
法律の改正に伴って、厚生年金や健康保険などの社会保険料率が改定されたときには、フリーソフトによって対応が異なります。
ユーザーが自分で設定を操作して、保険料率を変更するタイプが最も多いようです。
自動でアップデートしてくれる設定であれば非常に楽ですが、そもそもフリーソフトということでもあるので、通常販売されているソフトと同等の対応を期待するのは無理があるかもしれません。
やはり、かゆいところに手が届くような細かいところまで配慮された給与計算ソフトは、有料版の上位ソフトを購入するというケースが多いです。
いずれにせよ、給与明細の計算間違いは社員のモチベーションを下げるので、どんなソフトであっても慎重に確認することが最も肝要だと言えます。
ところで、それとは反対に、ユーザーが従業員の場合、会社からもらった給与明細の計算が正確なのか確認したい時には、基本給、時間外手当、通勤手当などいくつかの項目を画面上で入力すれば、瞬時に保険料や税金を計算してくれるサイトもあり、ダウンロードしなくても利用できて便利です。