政権交代からある程度の時間が過ぎ、新政権の経済政策「アベノミクス」の効果で、景気が回復してきていると言われていますが、景気回復を実感している人はまだ少数にとどまっているという調査結果もあります。
企業の業績回復も限定的で、多くの人が景気回復を実感できるのは、もう少し先になるのかもしれません。
特に地方では、長引く不況による雇用環境の悪化で収入が減り、生活のためにやむなく借金を重ね、返済が困難になってしまったという事例も少なくありません。
多重債務者の自己破産申し立て件数も、増加傾向となっています。
多重債務に陥っても、裁判所に出頭したり、財産を差し押さえられたりせずに債務整理ができる、任意整理という方法もあります。
裁判所を通さず、依頼された弁護士や司法書士が代理人となって債権者と直接交渉をしてくれますので、家族や周囲の人に知られる心配もありません。
金利を払い過ぎている場合は、過払い金の請求もできます。
ただし、自己破産とは違い借金は帳消しにはならないため、残った借金は返済計画を立てて3年程度で返済することになります。
滋賀県内には、無料相談窓口を設けている弁護士事務所や司法書士事務所が多くあります。
依頼にかかる費用も事務所ごとに差がありますので、確認しておくと安心でしょう。
また、債務整理の方法は、自己破産や任意整理だけではありません。
滋賀県では毎月1回、弁護士や司法書士による債務整理の無料相談会が開催されています。
予約が必要になりますが、一度相談をしてみてはいかがでしょうか。
自分に合った解決策を見つけましょう。