複数社からの借り入れがある方や長い期間繰り返し借金をされている方は、借金問題を解決するために任意整理の手続きをすることをお勧めいたします。
任意整理とは、借金をした人がその代金の返済が困難な状況にあるため、今後の支払い及び返済について、貸した側と話し合いを求め、裁判所を間に挟んで債権会社と話し合いを持つことです。
手続き方法は、裁判所に申し立てを行う事から始まります。
裁判所にて、必要事項を記した書類を作成し、印紙を貼って申し込みを行います。
この時点で、月々の支払いを一時的にストップさせることが出来ます。
後日、現在のご自身の生活状況を詳しく調停員に報告し、ご自身の現在の収入額と、生活に掛かる必要金額を細かく計算した書類を作成することになります。
生活に掛かる必要金額は、お酒やたばこ、遊行費といった贅沢品に関しても、細かく計算に入れることが出来ます。
この計算書をもとにして、調停員への生活状況の報告を行います。
さらに後日、今度はご自身と調停員、債権会社の代表とで話し合いがもたれることになり、生活状況を表す計算書をもとに、今後の月々の返済額と返済期間の調整を行います。
話が纏まれば、さらに後日再度裁判所を訪れて、調停の判決を受けることになります。
ご自身の生活に無理のない返済計画を新たに建てることが出来ますので、借金返済が困難な状況になった方でも、安定した生活を取り戻すことが出来る手段となります。
借金問題を解決するためには、任意整理を行う事をお勧めいたします。