住宅ローンの返済が厳しくなってきたら、弁護士や司法書士などの専門家に相談してみましょう。
できるだけ早い段階で相談することが大切で、本格的に返済が厳しくなってしまってからでは遅すぎます。
まず、検討する必要があるのは、家計の見直しです。
生活費を切り詰めることも重要ですが、生命保険料や自動車関連費などを見直すことだけでも、大きな違いがでてきます。
配偶者がパートを始めたり、再就職するなど、収入を増やすことも考えましょう。
また、融資を受けた金融機関にリスケジュールをしてもらうことも出来ます。
これは一般的にリスケと呼ばれており、住宅ローンの返済条件を変更してもらって、払い続けていけるようなスケジュールに変更するものです。
金融機関としてはローンは払い続けてもらう方が得なので、交渉に応じてもらえることが増えています。
そして、専門家に相談する債務整理というものもあります。
住宅ローンの返済状況や債務者の財産状況、稼働状況、その他の状況も含めて総合的に判断し、債務者にとって最も適している手続きを選んでもらえるものです。
もし、住宅ローンの他にも債務がある場合でも大丈夫です。
マイホームを維持しつつ、その他の債務を整理する手続きもあります。
弁護士や司法書士は債務整理のプロですし、解決しない債務問題などありませんので、もしも住宅ローンの返済に厳しくなってきたら、ためらわずに専門家に相談してください。
早め早めがポイントです。