理由はさまざまですが、借金をしてしまい、それが膨らみ、日常の生活に支障をきたしている多重債務者の方は日本全国に数え切れない程います。
多重債務の相談、悩みを打ち明ける相手がいない。
利息の返済だけで精一杯で、元金まで返済する余裕がない。
職場にばれないか不安だ。
債権者の督促、撮り立てに神経が張り詰めて、落ち着いて生活を送れない。
このような悩みがあると、周囲の人間との関係もギクシャクしたり、多重債務を苦にして命を落とす方もいます。
そういうことにならないために、債務整理という手続きがあることをご存知でしょうか。
これは、要するに借金の整理のことで、法律を利用して現在の債務を整理、完済する方法です。
債務整理には4種類あるのですが、その中に任意整理という方法があります。
これは裁判所などの公的機関には行かずに、弁護士、司法書士なでの法律の専門家に依頼して、債権者と交渉をしてもらい、利息制限法に基づいて、毎月の支払い額、利息を減免してもううやり方です。
債務者個人でもやれないことはありませんが、法律の知識がいることと、債務者だけでは債権者が応じないこともありますから、弁護士、司法書士にお願いするのがいいでしょう。
任意整理のメリットは、債務者が裁判所に行く必要がない。
利息、元金のカットの交渉ができる。
過払い金があれば、その分を回収できる。
また、債務整理の手続きをした段階で、債権者からの取立てがなくなります。
人生の再建のために、債務整理という方法も考えておいて下さい。