茨城県は、2011年の大震災の被害を大きく受けた県の1つです。
地震、津波、液状化現象などによる家屋の被害も大きく、全壊は2700棟以上、半壊は24000棟以上にもなります。
また、漁港も被災し、農業にも大きなダメージをもたらしました。
そして、長引く不況もあり、借金をしなければならない状況に追い込まれた方もたくさんいます。
その他にも、さまざま要因で借金を繰り返し、結果として多重債務に陥る方は多いです。
県在住で、多重債務に苦しんでいる方に、債務者を支援する機関があることを知ってもらいたいと思います。
例えば、県が運営している、茨城県消費生活センターや消費者ホットラインがあります。
ここは、借金の問題を無料で相談に応じてくれます。
また、茨城県司法書士会や法テラス、多重債務相談窓口関東財務局水戸財務事務所なども存在します。
そして、県内の弁護士事務所でも無料で相談に応じてくれるところが多く、債務者との話から適切な債務整理の方法を提案し、実行してくれます。
債務整理とは、法律を利用して借金を整理する手続きのことで、これを行うことで、債務者が支払う借金の額が大幅に圧縮されることもあります。
また、債務整理の手続きを行った段階で、債権者からの取立てや督促をストップさせることができるので、日常生活を前よりも落ち着いて過ごすことができます。
1人で悩むよりも、法律の専門家の協力を得て、借金生活からの脱却をして下さい。