サラ金の借り入れから陥り易い多重債務

多重債務
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サラ金とはサラリーマン金融の略で、一般の消費者個人を対象に、貸金業者が無担保・保証人なしの簡単な手続きで融資をする小口の貸付けのことで、また、その貸金業者を指して言う場合もあります。
借主にサラリーマンが多いことがその名の由来です。

勤務先の身分証明書や健康保険証、運転免許証などの提示だけで、即座に数万から数十万円程度の融資が得られ、返済は月々の割賦返済が主で利用し易いことから、借入れる人は増加の一途を辿ってきました。

サラ金という言葉は1965年頃からマスコミによって使われ出しましたが、一部の業者の高金利や違法な取立てが社会問題化してからはほとんど聞かれなくなり、代わって消費者金融と言う言葉が使われ始めました。
貸金業法の改正により上限金利が定められ高金利の貸出しは出来なくなったとはいえ、大手銀行のカードローン金利に比べると依然として高めに設定されているのが現状です。

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それにも関わらず手軽に利用できることからか、今ある借金返済の為に別の業者から更に借入れるという行為を繰り返し、債務が雪だるま式に増えて多重債務に陥るケースが多く見られます。

これには同業者間の競争の為に融資枠を広げたり、審査基準を低くするなど、貸し手側の事情も影響しています。
多重債務を個人の知識や努力だけで解決することは難しい為、専門家である弁護士や司法書士に相談し、早めに解決することをお勧めします。

一日でも延ばせばその分の金利が増える結果になるからです。
弁護士が相談に乗る窓口として、各地の弁護士会に法律相談センターが設置され、多重債務問題についての無料相談を受け付けていますので、一日でも早く電話をしてアドバイスを受けましょう。

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