NISグループに対する過払い金返還請求について

過払い
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NISグループは、1960年に株式会社日新商事として愛媛県松山市で創業され、消費者金融兼事業者金融業を営んでいました。
1990年には商号を株式会社ニッシンに変更し、2006年には現在のNISグループ株式会社に変更しています。

そして、全ての融資金利をグレーゾーン金利から撤退し、2010年には債務超過により貸金業を廃止しました。しかし、収益は悪化し2012年5月から民事再生手続きを開始し、同年11月に東京地方裁判所から民事再生廃止決定を下されて破産手続きに移行し、2013年9月に破産手続きが完了しました。

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このように、消費者金融の倒産は続出しており、借入先が破綻すると、過払い金の返還率が数%にまで激減します。NISグループの「ニッシン」、「ネットカード」、「オリエント信販」の場合は、わずか3.48%の返還率と言われていますので、弁護士などに依頼することは難しくなるでしょう。

しかし、返還請求をしなければ過払い金は戻ってきませんので、コールセンターなどへ問い合わせて、自ら返還請求をすることになります。なお、NISグループでは、民事再生手続きの開始決定に伴って、電話連絡および「債権届出等に関する手続きの流れ」というハガキや「再生債権届出書」、「引き直し計算書」などの書類を発送しています。

破綻する前にこのような書類が届いた場合には、借金に関する無料相談などで疑問を解消して、なるべく早めに手続きすることをお勧めします。
完済済みであれば、返還請求はブラックリストに載りませんので安心してください。
借入先が破綻する前に手続きが出来るよう、迅速に進めることが重要です。

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