起業して会社設立する際には株式会社と合同会社から選択することになりますがメリットとデメリットがあります

会社設立
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新たな起業により会社設立を目指す場合には、実質的に株式会社と合同会社の2つの種類の会社から選ぶことになります。2つの形態の大きな違いとしては、株式会社は株主に出資を募って経営者が業務を行うのに対し、合同会社は出資者が直接経営を行うという所有と経営の分離がなされている点です。

また、株式会社は様々な機関の設置が必要で、意思決定の一部は株主総会で行わなくてはならないなど制約が多いですが、合同会社ではそれらの設置が必要無いので意思決定が迅速に行えます。合同会社にはこのようなメリットがあり、株式会社よりも設立費用も抑えることが可能ですが、社会的な知名度としては株式会社の方が高いです。

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では、どちらを選んだ方が良いかという判断の方法ですが、まずは企業を行う事業がどのような顧客に向けてのものなのかという点に注目してみましょう。企業を相手にして取引を行う場合には信頼性のあるイメージのある株式会社を選択し、飲食業などの消費者と直接取引を行う事業の場合には合同会社を選ぶといいかもしれません。

とはいえ、合同会社は株式会社に転換することも可能な上、紹介した以外のメリットも多く、劣っている訳でもないので十分にそのメリットとデメリットを把握して会社設立を行うことが必要です。

会社設立の代行業者の中には、設立費用が自分で行うよりも安く済むところもある他、このような設立時の悩みに関して相談を受け付けているところも多くあるので、こうした業者の活用も検討して下さい。

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