自己破産をしても結婚に影響することは基本的にありません

自己破産
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借金問題で悩んでいて債務整理を行おうとしている時に収入が無く返済能力が失われていた場合には、裁判所に自己破産を申し立てて免責を受けることにより、借金の返済義務が免除される事が生活の再建には最良の方法です。
しかし、将来結婚を考えている場合、影響が無いのか心配をする人も多いでしょう。

戸籍や住民票で破産をした情報が分かってしまうという誤解をしている事がありますが、こういった情報が記載される事実はありません。

本籍地で取得する「身分証明書」には記載されますが、基本的に用途が限られるので、原則として本人しか入手できない上、破産者として扱われるのも申立てから免責許可が確定するまでの期間となるので、知られることは少ないと言えます。

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ただし、将来的に住宅ローンを組む場合や、新たな住居を借りる時に一定期間は審査に通らないといった不都合が出てくる場合があるので、パートナーに知らせないという事は難しいかもしれません。

自己破産に対する悪いイメージや偏見はありますが、きちんと手続きをして再スタートをしているという意味でみれば、また借金を重ねてしまうような生活を送っていない限り、あまりマイナス面だけみなくても良いと言えるでしょう。

これから自己破産を含めた債務整理を行おうとしていて、将来の結婚などに不安を持っている人はメリットもデメリットもありますが、何よりも手続きが終わった後の生活が大切であると考えるのが一番です。偏見は厳しいですがこの事実を前向きに捉え、今後は不必要な借金をしなくて済む生活をするのが重要と言えます。

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