会社の人事で仕事をされている人にとって、採用は大きな職務の一つです。
人事は会社にとって戦力となる人を雇うための窓口であり、会社の戦力となる人を募集するために効率的な採用窓口を設けなければなりません。
採用に関して人事が作成する書式は様々なものがあり、作成する主な書式としては以下のようなものがあります。
まず、採用選考を実施する旨の求人に関する書類を作成することです。
求職している立場からすれば、この採用選考を実施する旨の書類には必要事項が全て書かれているという認識のもとで受け取ることが通常ですので、必要事項を欠いてしまってはいけません。
一般的には、採用選考の日時や場所、必要な携帯品などを書面場で指示することが必要で、また、求職者側で不明な点が生じることもありますので、不明な点がある場合の連絡先も明記しておくことが必要です。
経営者または管理職において採用の判断がなされた場合には採用内定通知を発送します。
この採用内定通知を発すると特段の事情がなければ企業が採用したことを示す証拠となり、後日内定取り消しをする場合には客観的に合理的理由があり社会通念上相当であることが必要となります。
(いわゆる解雇権法理。現在では労働契約法に明記されています。)
採用内定の通知は絶対に間違いが無いように作成することが必要で、本人と最終入社意思確認後、その他、入社誓約書、身元保証書など必要に応じて様々な書式を作成します。