老齢年金は加入している年金制度によって違います

年金
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公的な年金制度に加入している場合、65才以上になると老齢年金が給付されます。
その種類は加入している年金制度によって違い、老齢基礎年金と老齢厚生年金があります。
国民年金に加入している方が受け取るのは、老齢基礎年金です。
これは、原則として25年の受給資格期間があることが支給要件となります。

受給資格期間とは、保険料納付済期間に保険料免除期間と各種猶予制度の対象期間を含めたものです。

各種猶予期間には、20歳以上の学生に対する学生納付特例制度、30才未満の若年層への納付猶予制度などで、この場合は受給資格期間には算入されますが、追納しない限り年金額には反映されません。

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保険料免除制度には、生活保護などの法律が定める用件に該当すれば免除が認められる法定免除と、低所得などで保険料の納付が困難な場合に、申請が認められれば免除される申請免除があります。

前者は全額免除、後者はそれ以外の免除となるものです。
申請をせずに保険料を未納してしまうと単に滞納となり、年金の受給が不可能になってしまう場合がありますので注意しましょう。

そして、厚生年金に加入している人の場合は、老齢厚生年金を受給します。
これは、厚生年金の被保険者期間(一ヶ月)がある者で、老齢基礎年金の受給要件を満たしている者に対し、原則として65才から老齢基礎年金に上乗せされて支給されます。

65才支給の老齢厚生年金は、報酬比例の年金額に加給年金などを加えた額となります。
その他詳しい内容や受給については、お住まいの地区の市役所や公的な年金機構にご相談ください。

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