債務者と話し合い、借金の額を返済できる額まで圧縮して行く任意整理

任意整理
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任意整理とは、債権者と債務者が裁判所などを介さずに当事者間で話し合いながら借金の額を返済できる額まで圧縮して行く手法で、債務整理で最初に検討される手法です。
利息制限法を超えるようなグレーゾーン金利での払いすぎた利息を計算しなおしたりすることで圧縮を図ります。
信用情報機関に登録されることがありますが、資格制限やマイホームを失うことはありません。

当事者間での話し合いのなかで解決を図ることになるので、債務者が素人の場合にはうまく債権者に丸め込まれてしまい、圧縮ができず結局解決できないことも考えられますので、一般的には自分だけで解決をしようとせずに法律の専門家である弁護士や司法書士などを介して行うことになります。

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弁護士や司法書士に依頼する場合には当然ながらタダでとはいかず、報酬などの費用の支払いが必要です。
借金に困っているから依頼するのにその上報酬などがかかってしまうのは、と心配になりますが、事前にその金額がいくらぐらいかかるのかを知っておけば不安も少しは解消されます。

まず無料の法律相談などを利用して整理の手順やかかる期間などを聞きその中で費用についても聞いておくようにしましょう。
明確な金額を言わないようなところではあとから法外な請求を受ける恐れもありますので、はっきりと金額を示してくれる信用のできるところに依頼します。

かかってくる費用の内訳としては、相談料・着手金・成功報酬・そのほか事務手数料・実費負担分があります。
相談料や着手金は無料にしているところも多く、成功報酬は債務の額によって変わってきて、返金額の20%、減額報酬として10%などとなっています。
一般的には20万円から30万円ほどかかってきてしまいます。

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