生活や会社の資金繰り、ショッピング、あるいはギャンブルへの過度な依存などを理由に、キャッシングやクレジット、消費者金融などを利用して、多重債務を抱えてしまうことがあります。
多重債務者の原因としては、ギャンブルやショッピングなどでの浪費だけではなく、リストラや収入の減少などによってお金を借りる、借りていたお金を返せないなどが挙げられます。
また、返済のために、さらにお金を借りてしまうことにより、複数の金融業者からお金を借りて多重債務に陥ってしまうなど、いつでも自分の身に降りかかってくる可能性があります。
大きな金額を借りていると利息だけでも大きな負担となり、毎月返済はしていても完済にはまったく近づいていない場合もありますし、真面目に返そうと思ったことが多重債務の原因になってしまうこともあります。
多重債務を抱えると、新規の借り入れができなくなるだけでなく、返済が滞ってしまうことで、多重債務者リストに載る可能性がありますが、リストに載ることで、そのリストが他の人の手に渡り、督促や過剰な利息の支払いを請求されることも起こり得ます。
その結果、現在の生活を手放さなければならなかったり、いつも怯えて生活しなければならないなど、大きな影響をもたらします。このことからもわかるように、身の丈に合わせたお金の使い方はとても大切で、やむを得ず多重債務になった場合には、いち早く弁護士に相談するなど解決に向けて動き出すことが必要です。