アメリカ合衆国の金融大手シティグループの傘下の大手消費者金融会社であるシティファイナンシャルの日本法人であるCFJ(シーエフジェー)合同会社は、2003年当時、シティグループが資本参加していた消費者金融会社ディックファイナンス株式会社、アイク株式会社、株式会社ユニマットライフの3社が合併して誕生しました。
会社の名前は「Citi Financial Japan(シティフィナンシャル・ジャパン)」の頭文字なのですが、「シティバンク」や「シティカード」などの他のシティグループの企業同様に「シティ」のブランドを前面に押し出す事をせず、法人としての正式な商号は頭文字になっています。
現在は法人格自体は存続し、貸金業の廃業も行われていないもの、新規での貸し付けはしておらず、経営状態は不安定です。
そんなCFJの過払い金返金請求への支払い対応時期は、2013年現在、和解成立から2ヶ月程度とされていますが、対応状態は悪化しており和解が難しくなっています。
以前であれば、訴訟を提起すれば「過払い元金+利息」というかたちで和解ができていたのですが、最近は、過払い元金を下回るような和解の提案が多くなって満額回収は大変難しいようです。
CFJに請求を行う場合、取引情報の開示が出来次第、利息の引き直し計算をして、「元金+利息5%」を加算して直ぐに訴訟するのが良いのかもしれません。
それでも、2011年までは第1回期日の前後で満額で和解できていたのですが、2012年以降は、訴訟中の和解が成立しなくなり判決まで至ることが多くなっているようです。