企業と労働者との様々なトラブルを総称して人事労務問題と言いますが、そのような問題に対しての相談ができるのが社会保険労務士です。
トラブルには賃金や休暇、解雇、退職時の問題などがあり、企業と従業員の間で条件が折り合わず解決が難しくなるケースも少なくありません。
そういったトラブルに備えるために、社会保険労務士がサポートしてくれるものの一つとして就業規則の整備があり、法律に沿った適切な規定をこの中で明確にしておくことで、トラブルを予防することができます。
また、万が一トラブルに遭ってしまった場合にも労働法のプロである社会保険労務士に相談をすることで、円満な解決を図ることが可能です。
多くの事務所では就業規則などの作成サポートの他に、定期的に相談を受け付ける顧問契約も用意しており、企業のニーズに合わせてサービスを受けられます。
費用は事務所により異なり、人事労務問題や就業規則など様々な相談に関して初回無料で応じている事務所や、見積もりを出すまで相談料金がかからない事務所などがありますが、多くの事務所がホームページで紹介しているので、比較してみると良いでしょう。
そして、社会保険労務士事務所では、人事労務問題以外にも社会保険の手続きや給与計算の代行などを行っているところも多く、企業のニーズに合った業務の効率化にも役に立つので、自社の持つ課題に合わせた事務所に相談・依頼をして、企業の更なる発展に活かしてみてはいかがでしょうか。