複数社からの借り入れがある多重債務者の方は、債務整理を行うことによって問題を解決することが出来ます。
債務整理には2通りの方法が有ります。
一つ目は、自己破産宣告という方法です。
自己破産宣告を行えば、債務の返済を止めることが出来、その後の手続きによって債務をすべて無くせます。
収入が無くなってしまった方や、債務額が大きな額になっている方にお勧めできる方法です。
しかし、自己破産宣告は誰しもができる手続きではありません。
現在の収入状況、生活状況、債務総額、これらを総合的に判断して、裁判所が自己破産をするに相応しいと判断した場合のみ、行うことが出来る手続きとなっています。
もう一つの方法は、任意整理を行って調停をする方法です。
任意整理とは、借金の返済が全くできないのではなく、支払を続けていきたいが現状では難しいという方にお勧めの方法で、現在の収入から生活に必要となる金額を引き、残ったお金で借金の返済をさせてくださいと、債権会社と話し合いを行い、生活に必要な金額内には、たばこやお酒、遊行費といった金額も細かく入れることが出来ますので、ご自身の生活に無理のない返済計画を新たに建てられます。
このような債務整理を行うためには、お近くの弁護士事務所や司法書士事務所にて、相談をすることをお勧めいたします。
このような問題を専門的に取り扱っている事務所も多く有り、迅速で的確な対応にて支援してもらえます。