法人登記簿謄本は登記簿の写しなので、その登記簿の記載事項が事実だという事を公に証明しています

登記
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会社の登記情報が記載された法人登記簿謄本は、その会社が国の認める企業として確かに存在し、どの様な事業を目的に、誰が役員や代表となり、幾らの資本金で運営されているかを裏付けるものなので、新規に取引を行う場面などでは相手方の信頼を得る為の手段の一つとして有効です。

法人登記簿には会社の基本的な情報が掲載されており、法人登記簿謄本は登記簿の写しなので、その登記簿の記載事項が事実だという事を公に証明しています。
商業登記は会社を設立した当時の設立要件になっているため登記しないと会社の設立は不可能で、これは株式会社のみならずどの様な会社においても同じです。

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法人登記簿謄本の登記事項の主なものは、株式会社の場合ですと会社の名称である商号、本店所在地、会社設立の年月日で、これは登記を申請した日になります。
他に、会社の事業目的も記載されており、企業はこの目的の範囲内で事業活動をする事となっています。

また、その企業が将来発行できる株式の総数を決め、発行している株式の総数と種類が存在する場合はその種類も記載し、株券を発行する旨の定めも掲載します。
併せて、資本金の金額や株式譲渡制限に関する規定、取締役等の役員に関する規定、取締役会設置会社に関する事項や登記記録に関する事例が載せられています。

登記簿は、法務局で申請を出せば1通1,000円で誰でも何通でも請求する事が可能です。
登記簿謄本の種類は、現在有効な現在事項証明書、変更されたものを含む履歴事項証明書、登記が抹消された閉鎖事項証明書の3種類あります。

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