年金は、企業に勤めていれば自動的に引き落としされることになっていますが、企業に勤めていない場合などにはさまざまな年金手続が必要となる場合があります。
まず、学生など収入が少ない時です。
年金は基本的に20歳を超えた時に払わなければならない義務があります。
しかし学生ですと、学業が本分の為に収入が少ない場合が多く、支払いができない場合も存在します。
その時には、猶予という手段で支払いを待ってくれる手続きができます。
これにより、学生時代に払わないで、就職した際に支払いをすることが可能になります。
この手続きというのは、若者という括りでもできる為に、30歳までは猶予という手続きを取れば支払いを待ってくれます。
また最近多いのは、結婚をして会社を辞めた際に、企業が払ってた厚生年金から国民年金への切り替えです。
これは、今まで企業が自動で行っていた為に、国民年金というのも自動的に切り替えになっているように感じますが、手続きをしないと切り替えが出来ません。
国民年金というのは手続きなしで2年で払込期限が切れてしまうので、その後いくら払いたくても払うことが不可能となってしまいます。
こうしたトラブルを避ける為にも、会社を辞めた際には色々と手続きをする必要があります。
これは、企業勤めから自営業になる場合も同様なことが言えますので注意しなければなりません。
年金というのは高齢者の為のものですが、自分の老後の為にも、しっかりと年金手続をして年金を支払うことが必要なのです。