多重債務に明確な定義はありませんが、一般的には消費者金融からお金を借りて支払いが困難な状態に陥った人を指します。
多重債務者は平成22年2月の時点で全国で78万4千人もいると言われ、借金が原因の自殺や犯罪も後を絶たず、深刻な社会問題となっています。
多重債務者を対象にしたリサーチによると、主な借入の理由は、初めの頃は収入の減少や物品の購入など様々ですが、返済が困難になると借金返済のための借入が増加します。中には、自己破産などの債務整理を検討していてもどこに相談して良いのか分からない、手持ちのお金がなく相談費用が出せないと悩んでいる人も多くいます。
広島市では多重債務問題の解決にあたり、取り立て行為の停止や債務処理について、弁護士や司法書士の様な法律専門家の役割が大きいと考え、広島の弁護士会や司法書士会と連携して問題解決を目指す仕組みを作りました。
消費生活センターでは、相談員が無料で債務状況や生活状況を聞き、解決に向けた債務整理の方法をアドバイスして確実に弁護士や司法書士の専門家に引き継ぐので、一人で悩まず相談しましょう。
また、法律家が自己破産をはじめとする債務整理を受任した通知を出せば借金の取り立てはストップされるので、問題を冷静に考えられるようになります。
広島の消費生活センターでの相談は予約不要で、直接来所可能なので決心が鈍らずに訪れる事が出来ますし、秘密厳守で相談を受け付けており、専門家による相談も初回は無料なので安心です。他にも、多重債務ではないけれど、高金利の借金も借入金が減少するケースがあるので、悩んでいる人は一度相談してはいかがでしょうか。