日本の問題である高齢化社会の進行によって、国民年金を受給する高齢者の数がどんどん増えており、近年、国家予算の財源を圧迫するような状況になってきています。
国民年金も、納付額よりも受給額のほうが少なくなってしまう年代の人が出てくる可能性があるような状況の中で、自分で老後の資金を貯めようとする現役世代の人たちが増えています。
老後資金の貯め方はいろいろありますが、個人年金を積み立てる方法が人気があるようです。
個人年金とは、生命保険会社や金融機関に毎月お金を積み立てる、もしくはまとまった額を一括で払い込み、その元本と利子を資金として、一定の年齢になった時に年金のような形で受け取るものです。
定年退職する60歳から、現在の国民年金を受け取る事が出来る年齢の65歳までの間の生活費として利用している人たちもいます。
メリットとしては、個人年金保険料控除で、所得税と住民税を軽減する事が出来ます。
その他に、年金を受け取り始めるまで課税されないことや、保険会社によって異なりますが、契約者が亡くなってしまった場合に既に支払ってしまった保険料を返還してくれる保険機能を備えているものがあるということが挙げられます。
個人年金を扱っている会社は多くあり、会社によって利率や特約などがそれぞれ違いますので、選ぶ時には良く比較検討する必要があります。
インターネットのサイトで、各社の保険料や保障内容を比較して、自分に最適な商品を選ぶことが出来るところもあるので参考にしてみることをお勧めします。