国際的に統一して用いられている分類として国際特許分類(IPC)があります

特許
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特許は、技術内容によって分類されます。
国際的に統一して用いられている分類が、国際特許分類(IPC)です。
分類は記号で表され、大まかな分類として8個のセクションに分けられ、次に5から36個のクラスに分けられ、さらにサブクラス、メイングループ、サブグループと細分化されます。

セクションはアルファベット1文字で表され、Aが生活必需品、Bが処理操作と運輸、Cが化学と冶金、Dが繊維と紙、Eが固定構造物、Fが機械工学、照明、加熱、武器、爆破、Gが物理学、Hが電機となっています。

クラスは数字2桁、サブクラスはアルファベット1文字、メイングループは数字1桁から4桁、サブグループは数字2桁から6桁で表されます。

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膨大な分類の中から、自分の発明がどの分類記号になるのかを調べるのはとても困難な為、インターネットの特許分類データベースや特許データベースを使用するのが現実的です。
特許分類データベースは、独立行政法人工業所有権情報・研修館が提供するパテントマップガイダンスがあります。

検索語句を入力することで、候補となる分類記号がリストアップされ、そこから自分の発明に合ったものを選択する形となります。
特許データベースとしては、やはり独立行政法人工業所有権情報・研修館の提供する公報テキスト検索があります。

こちらは検索語句がIPCで使用されていない用語でも、候補がリストアップされるのがアドバンテージです。
IPC以外にも独自の分類は存在し、例えばアメリカ合衆国ではUSPCが用いられています。

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