労働保険料の口座振替のメリット

労働保険
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企業が人を雇った場合には労働保険に加入し、保険料を支払わなければなりません。
保険料は、従業員に支払った1年分の賃金を集計し、納付する必要があります。
従来、労働保険の保険料は、金融機関や郵便局の窓口で所定の納付書を利用して現金で納めることとなっていました。

しかし、平成24年度からは、所定の金融機関の口座から、口座振替の方法で納付することが出来るようになりました。
もちろん、これまで同様に窓口納付も可能です。

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しかし、企業における入出金手続きの多くが口座振替で行われていることから、労働保険料の支払いについても、口座振替を可能として、納付方法が便利になるようにしたものです。
この口座を利用した振替納付の方法を採ると、以下のようなメリットがあります。
まず、振替納付の方法を利用された場合には、振替納付日が少し先に伸びます。

具体的には、第一期については約2ヶ月、第二期及び第三期については約2週間程度納付日が先になるので、資金繰りの関係で納付をしばらく先にしたい場合には振替の方法をとる方がお得です。
また、振替のための口座を開設すると、翌年度も継続して振替で納付することができます。

そのため、口座に入金をしておけば自動で振り替えられるため便利です。
なお、手数料はかかりませんし、納付漏れを防止することもできます。
このように、平成24年度からの保険料の納付方法の変更は便利ですので、一度利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

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