近年の離婚率はとても高いものになってきています。
理由はさまざまですが、相手に明らかに責任がある場合は慰謝料の請求をすることができます。
夫婦で話し合って慰謝料の金額を決めるパターンが多いですが、それでも決まらない場合は裁判になります。
さほど莫大な金額ではなく、平均して200万から300万円が多いと言われますが、その逆に、慰謝料なしという場合も全体の3割ほどあります。
原因として、借金苦が原因の場合は相手に支払い能力がないということが考えられます。
あとは、一刻も早く別れたいので慰謝料を放棄する人も多いようです。
離婚は精神的な負担はもちろん、体力的、経済的にも大きな負担が発生します。
特に女性にとっては、この先の生活のことを考えると、少しでも慰謝料が取れるのなら取っておきたいものです。
また、子供がいる場合に親権を母親が取ったなら、尚更今後の養育費が必要になります。
子供が小さいうちはさほどお金がかかりませんが、中学、高校、大学と進学するにしたがって、多大な学費が必要になってきます。
確かに母子家庭の手当てはありますが、それ以上に塾や習い事、学校に費用がかさむので、離婚する際の慰謝料と養育費は出来る限り多く貰っておいたほうが良いでしょう。
ただし、今は養育費すら貰っていないという家庭も多く、母子家庭はかなり厳しい生活状況になっています。
子供には何の罪もありません。
できるだけ、他の事同じように学校や習い事をさせて、のびのびと育ってほしいものですので、しっかり請求できるものは請求しましょう。